アイティアクセスでは、ソフトウェア開発やハードウェア提供などの事業を展開しており、肌の水分量や皮脂量、キメ、シミなどを測る肌質チェック機器「お肌センサー」と、測定した情報や顧客である一般消費者の情報をクラウドで一元管理する肌チェックシステム「Smart Skin Care」(登録商標)を販売している。
お肌センサーには、研究所でも使用される高品質の水分計と高解像度カメラを搭載し、肌の状態を高精度で確認できる。
「お肌センサーと肌チェックシステムは、メイド・イン・ジャパンの高い技術力を結集している」(担当者)
オープンプラットフォームであるSmart Skin Careは、化粧品メーカーなどのユーザーがカスタマイズできる有料管理機能として、「ブランドロゴの挿入」「肌データ点数化」「美容部員や顧客の管理」などを設けている。
これらの機能だけでなく、ユーザーからのフィードバックをもとに、常にシステムを改善し、「進化するシステム」として機能拡充を継続して行っている。
化粧品開発展では、このお肌センサーと肌チェックシステムを披露する。
「過去に出展した時から進化・改善しているため、以前、システムをご覧いただいた方にも新鮮さがある内容となっている」(担当者)
最近では、メンバーズカードを新たに導入し、利便性を向上させた。
メンバーズカードに記載されているバーコードを読み取ることで、顧客の肌データとメンバーズカードを紐づけることが可能であり、顧客は後からQRコードを読み取り、会員登録をすることができる。これにより従来必要とされていた肌チェック前のメンバーズ登録をスキップし、すぐに肌チェックを開始できる。
「個人情報登録には時間もかかり、個人情報を登録したくないという顧客もいるため、機会損失が起きていると聞いていた。メンバーズカードの導入により、そういったロスを減らすことができる」(担当者)
さらに、これまでは複数ページを使って表示していた肌チェック結果を、画面数を減らしてシンプル化する予定であるなど、ユーザーの声に応えて常に改善する方針だ。
システムの機能だけでなく、お肌センサーの精度も改善させている。肌画像の撮影モードの一つである「シミモード」を用いた肌チェックは、これまで色の彩度により判断してきたが、明度の判断を反映することで、「シミ」「美白レベル」の判定精度を向上できるという。
「アプリやシステム画面などのデザインもユーザー各社の声を取り入れ、総合的に判断し最適化している」(担当者)
お肌センサーと肌チェックシステムは徐々に採用が進んでおり、化粧品メーカーだけでなくエステサロンや脱毛サロン、ドラッグストア、ヘアサロンなどでも導入される見込みだという。
「今後もシステムは進化し続け、さらにオープンプラットフォームであることでコストパフォーマンスも非常に高い。是非、多くの方に来場していただき、最新の肌チェックシステムをご覧いただきたい」(担当者)