近代化学、高付加価値ヘアケア製品の開発に注力

週刊粧業 2020年2月24日号 10ページ

近代化学、高付加価値ヘアケア製品の開発に注力
 ヘアケア専門OEMの近代化学では今春、品質マネジメントシステムの国際規格(ISO9001)を新たに取得する見込みだ。

 今期(2020年8月期)は、同認証に基づく高い品質管理体制のもと、従来にはない新たな切り口の高付加価値ヘアケア製品の開発に注力し、売上高10億円の実現を目指す。

 岡部達彦社長に、新たな成長への挑戦をテーマに話を伺った。

 ――新たな成長への挑戦に向けて、今期はどのような取り組みを推進していきますか。

 岡部 前期はヘアカラーが業務用・一般用ともに好調だったが、シャンプーを含むヘアケアのカテゴリーが苦戦して減収減益となり、売上高は7億8000万円となった。

 巻き返しを図る今期は好調だったヘアカラーを強化するため、かぶれの原因となるジアミン系染料を使用せずにしっかりと染まる酸化染毛剤や、優れた染色力に加えて髪色が落ちにくいカラートリートメントといった高付加価値製品の開発に注力していく。

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