天真堂、4P重視のモノづくりや物流などWeb通販をワンストップでサポート

週刊粧業 2021年6月21日号 8ページ

天真堂、4P重視のモノづくりや物流などWeb通販をワンストップでサポート
 薬用化粧品・機能性表示食品OEM受託製造メーカーの天真堂は、今年1月に企業ビジョンとして新たに「アジアをつなぐ美と健康の企画マーケティングカンパニー」を掲げ、Web通販をワンストップで支援する強みを活かし、業界参入を目指す新規クライアントのサポートに注力している。

 通販をメインとした新規参入にあたっては、商品の企画開発から製造、物流・コールセンターとの連携、市場調査や広告運用、LP設計など煩雑な作業が発生し、新規参入を目指す企業にとっては非常にハードルが高い。

 これに対し同社では、4P(プロダクト・プライス・プレイス・プロモーション)を重視したWeb通販向けのモノづくりにとどまらず、ロジスティクス・コールセンター、販促支援や海外進出支援といった通販に必要な各種サービスをワンストップで展開し、新規参入を目指す企業をサポートしている。

 「コロナ禍でこれまで当社が展開してきた通販特化型のサポート体制が改めて注目され、物流センターに関しては出荷件数の伸びに伴い、今年4月に月間出荷数量のレコードを更新した。受注増と物流の精度向上により、お客様からの信頼も高まるといった好循環が生まれている」(同社)

 OEMでは、薬用化粧品(医薬部外品)として既に承認済みの自社製品「ソヴールシリーズ」のストック処方数が着実に拡充し、既に60種類を超えた。

 同シリーズでは、新規参入を目指す企業が市場でのチャンスを逃さずスピーディに商品化できるよう、市場優位性のある人気の高い処方をストック化し、中でも「シワ改善」を訴求できるナイアシンアミド配合の美容液とクリーム2品への引き合いが高まっているという。

 「ナイアシンアミド配合品は、7月に新たな多機能型UVクリーム(写真)をリリースする。今後もソヴールシリーズのストック処方を拡充し、より小回りのあるスピーディな新規参入を支援していく。また、問い合わせが増加傾向にあるD2Cやメンズ化粧品の商品開発にも注力している。D2Cではヒアリングの段階から世界観をしっかりと醸成し、メンズ化粧品では単品リピートで培った育毛剤のノウハウを活かし、商品化したスキンケアが好評を得ている」(同社)
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