【2022年調査】20代・30代女性、口紅はミニサイズ化で単価が減少

週刊粧業 2022年7月4日号 14ページ

【2022年調査】20代・30代女性、口紅はミニサイズ化で単価が減少
⑴ミニサイズ化の加速で口紅の平均単価は「減少」

 現在使用している商品の価格は、平均値が約2176円となった。コロナ前に実施した2019年の調査では約2289円だったことから、この3年間で単価は100円超マイナスした。

 単価が下落している背景には、「コロナ禍による衛生意識の高まり」「SDGsへの関心」などから使い切れるアイテムや、「行動制限の緩和で外出機会が徐々に増えたこと」で持ち歩きしやすいアイテムへのニーズが高まり、口紅の「ミニサイズ化」が加速している点が挙げられる。

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