ライオン、海外事業の成長戦略を発表

粧業日報 2023年5月24日号 1ページ

カンタンに言うと

  • グローカライゼーション戦略推進で2030年・売上3000億円の達成へ
ライオン、海外事業の成長戦略を発表
 ライオンは、中長期経営戦略フレーム「Vision2030」で掲げる海外売上高3000億円を達成するための海外事業における成長戦略を発表した。

 同社では現在、北東アジア、東南・南アジア10の国と地域に現地法人を展開し、地域に根差した事業を推進しており、2023年12月期の海外事業実績は、売上高が19.1%増の342億6000万円、営業利益が81.2%増の15億6000万円となっている。

 今後8年間で約8.7倍の売上規模を目指すうえでは、「パーパス」に基づく事業を展開することを軸に、他社とは一線を画した「グローカライゼーション戦略」を進化させるとともに、より多くの地域・商品分野を通じて「より幅広い顧客との接点」をつくっていくことが鍵になるという。

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