日光ケミカルズ、オープンイノベーションで新たな事業領域の開拓を

C&T 2023年12月15日号 58ページ

日光ケミカルズ、オープンイノベーションで新たな事業領域の開拓を
 日光ケミカルズの新規事業開発室では、既存の領域に捉われず、他社とのアライアンスによるオープンイノベーションに取り組んでいる。

 2023年5月には、コーヒーグラウンズと呼ばれる、抽出後のコーヒー粉を活用したアップサイクル原料を上市し、話題を集めた。

 日本を代表するコーヒー総合企業のキーコーヒーと、PHILOCOFFEAの粕谷哲代表と協力して、確かなサプライチェーンを構築し、飲料製造で用いられたコーヒーグラウンズを回収後、速やかに乾燥滅菌させることで原料化を実現している。新規事業開発室の室長を務める山口俊介氏に話を伺った。

 日光ケミカルズは、スペシャルティケミカルの グローバルカンパニーであり、1946年の創立以来、 コロイド化学と皮膚科学に基盤を置き、界面活性 剤、油剤を中心とした各種素材を市場に提供してきた。メーカー機能も持ち合わせた商社として、長年原料の研究開発・販売も手掛けてきた。

 2022年4月には、グループ企業のコスモステクニカルセンターと合併して研究開発機能を拡充し、パーソナルケア・医薬品・化成品の3事業部を発足させた。

 そして新たに新規事業開発室を設立し、CVCの機能を有する同部署を中心として、スタートアップ企業への投資を含めた業務提携を視野に、既存事業とのシナジー・新領域での新規事業の共創などに取り組んできた。

あと80%

C&Tの有料プラン(制限なし・制限あり)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 日光ケミカルズ、オープンイノベーションで新たな事業領域の開拓を

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop