新日本製薬 後藤孝洋社長、育成ブランドやチャネル拡大へ投資加速

週刊粧業 2024年1月1日号 44ページ

新日本製薬 後藤孝洋社長、育成ブランドやチャネル拡大へ投資加速
 昨年、経済では新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行やインバウンド需要の回復等、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復傾向にありました。一方で、世界的な資源価格の上昇などにより、依然として先行き不透明な状況にあります。

 当社では中期経営計画「VISION2025」のもと重点課題に取り組み、主力商品や育成ブランドへの積極的なマーケティング投資を実行した結果、過去最高の売上高を更新しました。また、新しく制定したパーパス“美と健康の「新しい」で、笑顔あふれる毎日をつくる。”を社内に浸透させるため、パーパスへの理解を深め、共感を促す施策を推進しました。

 さらに環境面では、オールインワンジェルの詰め替えパウチの発売や、新たに環境方針を策定するなど、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも加速させています。

 2024年は、「VISION2025」で掲げる育成ブランド「パーフェクトワンフォーカス」や、ヘルスケア事業を拡大するため、育成ブランドやチャネルに関する投資をさらに促進します。

 具体的には、購買意欲の高い若年層との接点を拡大するため、魅力的な商品開発を進め、「パーフェクトワンフォーカス」のラインナップ拡充を図る計画です。ヘルスケア事業では、好調な青汁への投資を継続しつつ、連続的なヒット商品創出と、新規顧客獲得に努めます。

 一方、チャネル面は、インバウンド需要を見据え、化粧品の売上比率が高いドラッグストアで展開中の「パーフェクトワンフォーカス」に加え、「パーフェクトワン」に関しても12月に新発売した「薬用リンクルストレッチセラム」から販売を始めます。

 さらに海外では、2023年に米国で立ち上げた現地法人の本格的な事業展開を推進します。当社は、今後も事業を通じ、世界中のひとりでも多くの方が、幸せや感動に満ちた笑顔あふれる毎日を過ごせるよう、美と健康の「新しい」をお届けしてまいります。
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