ホシケミカルズ、仕上がりと機能が進化した日本製クッションファンデを提案

　ホシケミカルズでは、2015年の製造開始から累計出荷総数が400万個を突破した「クッションファンデーション」を初めてリニューアルし、今年2月より仕上がりと機能が進化した新たなODM品（ノンケミカルタイプ・高機能タイプ）の提案を開始している。

　ノンケミカルタイプは、紫外線吸収剤やシリコーンなどを無添加とし、ソフトフォーカス効果に優れた天然球状セルロースパウダー配合で、素肌そのものが美しくなったような自然でなめらかな肌に仕上げる。

　高機能タイプは、同社初のSPF50+・PA++++を実現した高い紫外線防御効果とトーンアップ効果に加えて、化粧崩れしにくい耐久性も兼ね備える。余分な皮脂を吸着してメークの持ちを向上させるロングラスティングパウダーと、光の拡散効果が異なる２種のトーンアップパウダーを配合し、自然な明るさと透明感のあるツヤ肌に仕上げる。

　「従来処方（SPF30予測値）からUVカット効果が大幅に向上し、SPF・PAともに最高値のクッションファンデーションは市場でも珍しい。国内にクッションファンデーションの製造施設を持つ企業は限られており、豊富な出荷実績を誇る日本製クッションファンデーションとして提案を強化していく」（販売推進チーム／広報主任平地祥子氏）

　昨年末からは、自然由来指数99％以上（水を含まない）で、オーガニック由来指数15％を実現した「薬用リップバーム」の受注を開始した。

　薬用リップバームは、抗炎症作用を持つ有効成分のグリチルレチン酸ステアリルを配合した色付きのリップバーム。保湿しながらほのかに色づく3色（赤・黄・青）のニュアンスカラーで、唇の荒れや乾燥対策だけでなく、普段使用する口紅・グロスのニュアンスチェンジにも最適だという。

　「当社初となる医薬部外品の薬用リップで、天然由来かつバームでありながらニュアンスチェンジができる処方設計を実現した。社会変化で新たに生まれるニーズへ対応すべく、今後も研究開発のイノベーション創出を追求していく」（平地氏）