プラネットは、物流上の課題解決のサポートとして「ロジスティクスEDI」を推進している。
「ロジスティクスEDI」は、物流に関する各種データをメーカー・卸売業間で交換することにより両者と輸配送事業者の業務効率化を図り、業界が抱える課題を解消することを目指している。
2020年には、ASN(事前出荷情報)として利用可能な「出荷予定データ」をリリースしており、納品日、納品ケース数、入数など多彩な項目を含むことができる。
現状、卸売業の物流拠点に商品が届く際、トラックに積まれている商品数や商品の消費期限などの情報は納品後にしか確認ができず、トラックの待機時間が伸びる一因になっている。
「出荷予定データ」により納品に関する事前情報が詳細に提供されることで、ドライバーの待機時間短縮だけでなく、卸売業の納品業務の効率化も実現する。実証実験では、荷下ろしの作業時間が約4割短縮されたという結果が出ている。このように、「ロジスティクスEDI」の活用により、荷卸しや検品の効率化、ドライバーの待ち時間削減、労働環境改善などが期待される。
現在、日用品・化粧品業界を中心に、主要なメーカー・卸売業の間で「ロジスティクスEDI」の活用が進んでいる。今後は、さらに活用事例を増やしていくことで、データ活用が物流改善につながるというイメージをもつことができていない企業に対してもデータ活用のメリットを示していく方針だ。
「近年、人手不足や物流コストの増加、温室効果ガス削減目標などの背景から、物流業務の効率化が一層重要視されている。『出荷予定データ』の活用は、物流における生産性を向上させ、持続可能な物流体制の構築を実現する」(同社)
この記事は週刊粧業 2024年8月5日号 7ページ 掲載
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