正念場迎えた日本の韓国化粧品、単品顧客からブランド顧客育成へ

カンタンに言うと

正念場迎えた日本の韓国化粧品、単品顧客からブランド顧客育成へ

 韓国化粧品はインパクトのあるパッケージ、ユニークな切り口、独自技術、タレントを使ったプロモーションなどで日本市場で存在感を高めてきたが、ここにきて成長が鈍化しつつある。BBクリーム、CCクリームといったヒット商品はあるものの、市場全体の底上げにはつながっていない。本紙では取材を通じてその課題を浮き彫りにしてみた。

韓国の対日輸出額は2ケタ減
BBからCCクリームの時代へ

 大韓化粧品産業研究院の調査によると、韓国化粧品の輸出額は12億3261万ドル(前年比26・05%増)と高伸長を遂げた。にもかかわらず、日本への輸出額は前年比10・95%減の1億5110万6000ドルで、中国(3億69万3000ドル、前年比39・26%増)、香港(2億1571万6000ドル、同50・8%増)に続いて第3位につけている。対輸出国のベスト10の中で2ケタ減となったのは日本のみだった。

 ちなみに、日本への輸出額の内訳をみると、基礎化粧品が6163万4000ドル(構成比40・8%)、その他基礎化粧品(機能性化粧品、UVケア製品、BBクリーム、CCクリームを含む)が2412万7000ドル(同16・0%)であり、対前年比はそれぞれ2・0%減、42・1%減と、かつて一世を風靡した機能性化粧品やBBクリームが日本で失速しているのがわかる。

 BBクリームに次いで昨年登場したのがCCクリームだが、「BBクリームほどの市場規模はないので、BBの落ち込みをカバーできていない」(関係者)のが現状である。CCクリームは昨年、欧米系のブランドに続いて韓国の有力ブランドも相次いで参入したものの、BBクリームよりも普及度が遅く、潜在需要のさらなる掘り起こしが求められている。

 昨年から今年にかけてクッションファンデーションも話題になったが、起爆剤にはなっていない。(記事詳細はこちら

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