ぽかぽか陽気の春の訪れもあっという間に終わり、
気づけばムシムシ・ジメジメの梅雨模様。
洗濯物が乾きにくい。
外出の予定が入れられない。
髪の毛がまとまらず、せっかくセットした髪型が崩れてしまう。
など、日常生活にあらゆるお悩みを持たれる方も多く、
気持ちもどんより方向に…
そんな中でも、特に「梅雨×髪」に悩まれている方が多いのではないでしょうか。
ある調査によると、8割の女性が梅雨の湿気による髪の毛に悩まれているとのことです。
今回は女性だけでなく男性も悩まれるペタンコ髪について、
原因や対策を交えながらご紹介いたします。
既にご存知かもしれませんが、
湿気が多い環境では髪が水分を吸収し、
髪内部の水分量が増加します。
では、どれくらい水分量が増えるのでしょうか?
健康な髪の水分量は7~11%ですが、
湿気が多いときは最大35%まで水分を保持します。
また、ダメージヘアの場合は更に水分が入りこみ、
最大68%になるとも言われています。
ハリコシがない髪ほど重さに耐えきれず、
水分量が増加した重い髪の根元は寝てしまい、
その結果ペタっとした印象を与えてしまうのです。
紫外線が最も強い月は真夏ではないことをご存知でしょうか?
※UVインデックス値は、紫外線が体に及ぼす影響の度合いを分かりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したもの
※引用:気象庁
実は、梅雨の時期が最も紫外線が強いとされています。
紫外線などの外的刺激は、髪や頭皮にダメージを与え、
髪質や頭皮が弱くなり、元気のない髪になってしまいます。
ムシムシする梅雨になると、
店内や電車など至る所で冷房が効き始めます。
冷房が効いた室内は非常に乾燥していますので、頭皮までも乾燥状態に。
さらに、梅雨は最も紫外線が強いため(要因②参照)、
ダメージを受け続けると頭皮は乾燥してしまいます。
乾燥した頭皮は、自ら乾燥を防ごうと皮脂を分泌し、べたつきや臭いの原因に。
また、乾燥はべたつきや臭いだけでなく、
抜け毛や薄毛の原因にもつながります。
※頭皮は顔のTゾーンに比べて2~3倍もの皮脂腺がありますので、皮脂が分泌されやすい部位なのです。
要因①~③を踏まえ、梅雨に負けないためには、
・髪にハリやコシを与えて、ボリュームをアップする。
・紫外線や環境ストレスから頭皮・髪を守る。
・頭皮を保湿し、乾燥を防ぐ。
ことが大切です。
正しい洗髪(シャンプー)を意識したり、
頭皮ケア商材を使用したり…
様々な対策がありますので、
ご自身にあった方法で梅雨に負けない頭皮・髪を目指しましょう。
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