ホシケミカルズ、1品からでも参入しやすい医薬部外品シリーズに注力

週刊粧業 2022年6月20日号 7ページ

ホシケミカルズ、1品からでも参入しやすい医薬部外品シリーズに注力
 化粧品・医薬部外品・健康食品の提案型OEM/ODMを主軸とするホシケミカルズでは、1品からでも参入しやすく、デジタルチャネルで効能効果を訴求できる承認済みの「医薬部外品シリーズ」への引き合いが、アパレルや食品関連の企業を中心に高まっているという。

 「薬用クレンジングジェル」は、2種の有効成分(イソプロピルメチルフェノール(殺菌)・グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症))を配合(図参照)し、W洗顔が不要で、毛穴やメークの汚れを洗い流しながら、アクネ菌を抑制してニキビと肌荒れを防ぐという。

 「洗顔やクレンジングなどの『落とす』スキンケアは、化粧水や乳液などの『与える』スキンケアに比べるとブランドスイッチを促しやすく、新規参入の1品目として最適なアイテムといえる。医薬部外品でアクネケアを訴求できるクレンジングは少なく、薬用クレンジングジェルは競合の多いクレンジング市場でも差別化が図れる」(企画開発室広報主任 平地祥子氏)

 医薬部外品シリーズではこのほか、美白美容液の「薬用ホワイトニングエッセンスW-W」と、ポイント用美容液の「薬用アクネポイントジェルIGP」の提案を強化している。

 薬用ホワイトニングエッセンスW-Wは、2種の有効成分(L―アスコルビン酸2-グルコシド・グリチルリチン酸ジカリウム)とエキス配合で、光老化・酸化・糖化の3大肌老化要因をケアする。

 薬用アクネポイントジェルIGPは、3つの有効成分(イソプロピルメチルフェノール・グリチルリチン酸ジカリウム・ブタプラセンタエキス-1)を配合し、肌荒れを防いでニキビ跡をケアするだけでなく、美白にもアプローチする。

 「2品はいずれも、今年に入ってから『パッチテスト済み・ノンコメドジェニックテスト済み』を訴求できるようになった。業界参入を目指す新規クライアントにとって、テストに係る費用やリードタイムを圧縮できることはメリットになる。今後は改めて既存のOEM製品を掘り起こし、新たな機能や文言を広告で表現できるよう努めていく」(平地氏)
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