国内化粧品市場はすでに成熟していると指摘されているものの、新たなカテゴリーが形成されるなど、依然として新陳代謝が活発であることに疑う余地はない。
例えば、オールインワン化粧品の台頭は生活者に「時短」という新たな価値をもたらし、ヘアケア市場におけるノンシリコン・スカルプケアシャンプーの一大ブームは高機能化に拍車をかけた。
迎えた2014年、4月には消費増税が実施されるが、1989年4月の消費税(3%)導入時の状況を踏まえると、その影響は軽微かつ限定的と考えられる。
引き続き、オールインワンやアンチエイジングといった現在好調なカテゴリーが市場を牽引していくことが予想されるが、それに次ぐ新しい価値提案がなされていないため、2014年は前年並みの伸長率(前年比101%程度)で推移する公算が大きい。(記事詳細はこちら)
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この記事は週刊粧業 掲載
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