日本薬事法務学会、NaTrueに審査提携を呼びかけ、ISO9001&14001を取得

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日本薬事法務学会、NaTrueに審査提携を呼びかけ、ISO9001&14001を取得

 日本薬事法務学会では、オーガニック化粧品の認証に向け準備を進めている。

 ベルギーの非営利オーガニックコスメ認証団体「NaTrue」(ネイトゥルー)に、学会が日本における第3者認証機関を担うべく提携を呼びかけており、間もなく本国の事務局よりその結果が発表される。

 「NaTrue」は「Dr.ハウシュカ」「ヴェレダ」「ロゴナ」「ラヴェーラ」などヨーロッパの化粧品メーカーが中心となって発足させた非営利団体で、オーガニック成分の配合率を星の数でわかりやすく表示し、認定基準や認定プロセスをホームページ上で公開している。

 吉田武史理事長は「日本にはオーガニック化粧品に関する法律がないので、NaTrueの日本における窓口として認証審査を行っていきたい。学会ではオーガニック認証に関する独自のガイドラインも策定しており、今回の提携が決まれば2つの認証を審査できることになる」と意欲的な姿勢を示している。
 また、10月25日付で学会が法人としてISO9001:2008、ISO14001:2004の認証を取得した。

 認証内容は「薬事法およびその関連法規に関する学術研究、認証サービス。財団会員への支援、教育、教育教材販売、広報活動サービス」。

 薬事法関連の学会としては日本で初めてISO認証を取得したことになり、今回のISO認証取得の件も「NaTrue」に提携を呼びかけるにあたり、アピールポイントの1つになりそうだという。

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