マンダム、業績予想を上方修正、火災事故の影響が想定下回る

粧業日報 2016年2月8日号 2ページ

カンタンに言うと

マンダム、業績予想を上方修正、火災事故の影響が想定下回る
 マンダムはこのほど、2016年3月期の連結業績予想を上方修正した。昨年7月に発生したインドネシア工場の火災事故直後に下方修正していたが、早期に生産体制が回復し、事故による損失額も想定を下回る見込みとなった。

 売上高は従来予想から2.5%増加し、750億円(前期比5.7%増)に達する見通しだ。また、営業利益は50億円から65億円(同7.1%減)、経常利益は58億円から73億円(同3.9%減)、当期純利益は56億円から61億円(同37.8%増)にそれぞれ上方修正した。

 生産ラインが焼失したエアゾール製品については外部委託による生産が可能となっており、エアゾール以外の製品も含めて早い段階で生産体制が整い、全体の生産量は想定していたほど減少せずに済んでいるという。

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