True Data、化粧品市場は基礎化粧品、メーク等、全般的に回復

週刊粧業 2024年10月14日号 39ページ

カンタンに言うと

  • ――2023年から2024年上期にかけての市場の動きについて、お聞かせください。
  • ――基礎化粧品の伸び率の高さが注目されます。
  • ――メークアップの動きは、いかがですか。
  • ――今後の市場の動きについて、どのようにご覧になっていますか。
True Data、化粧品市場は基礎化粧品、メーク等、全般的に回復

 True Dataは年間5兆円、6000万人規模の購買データをもとに、ドラッグストアにおける化粧品市場の動きを分析している。

 2023年5月のコロナ感染の5類への移行により、基礎化粧品、メークアップ化粧品、ボディケア化粧品、ヘアメークなど全般的に回復基調にあるが、フレグランスはコロナ禍前の水準を下回っている状況だ。

 また男性化粧品やシニア向け市場の将来性を踏まえ、宮本隆データマーケティング事業部 営業部 専門部長は、「ニッチな肌対策や肌悩みに対して、各年代に合わせたきめ細かな品揃えを強化することなどで、チャンスは広がるのではないか」と指摘する。

 ――2023年から2024年上期にかけての市場の動きについて、お聞かせください。

 的場 小分類別の動きをみると、基礎化粧品は2023年が前年比4.3%増だったが、2024年上期は11.4%増と伸び率が高まっている。

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