カンタンに言うと
大丸心斎橋店は、本館建て替え5周年を迎えて大規模なリニューアルを進めている。全店舗数の約2割にあたる全66店舗(新規33店舗・移転・リニューアル33店舗)で実施し、若年富裕層や訪日外国人客など近年増えている新たな顧客層に対応した百貨店を目指す。
2024年6月の第1弾(13店舗)から2025年2月までに53店舗を順次オープンする予定だ。コスメ・ビューティではコロナ禍以降、幅広い世代に需要が高まっているフレグランスを強化する。
9月には本館1階にメゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランスがオープンし、12月には本館4階にブエノスアイレス発のフレグランスブランド「FUEGUIA(フエギア) 1833」が日本最大級の売場でオープンする予定だ。
1726年に営業を開始した大丸心斎橋店は、時代の変化に対応しながら百貨店を進化させ、2026年に300周年を迎える。心斎橋筋商店街は、週末の歩行者数が約15万人以上で、訪日外国人客にも人気が高いエリアだ。インバウンド売上も大きい。本館の北側は2020年11月に心斎橋パルコを開業し、南側に南館を展開している。
本館は地下2階から10階を売場とし、2019年9月20日にグランドオープンした。その際、売場の65%(4階以上の売場)を定借契約とし百貨店とテナントのハイブリット型店舗として運営を開始している。
今回、グランドオープンから5周年を迎えるにあたり、全体の約2割にあたる66店舗をオープンしてリニューアルする。同社は、リニューアル効果により、「売上も2~3割アップを目指していく」としている。
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この記事は週刊粧業 2024年10月14日号 7ページ 掲載
◎オールリテイラー特集~若年層の獲得に向け業態間で競争激化〔百貨店〕■百貨店14社にアンケート~都市部への一極集中が加速、リアル回帰で業績は回復基調①立地、②ライバル業態、③売上(全体、化粧品)、④メインの客層と強化したい客層、⑤化粧品事業における課題は、⑥今後の重点施策、⑦貢献しているメーカーは、⑧今後の取り組みについて、⑨今後の化粧品分野についての予測、⑩再編に伴い、化粧品売場は、⑪今後...
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